- 冒頭、岩屋大臣から、カッラス上級代表の就任に祝意を表し、安全保障を含む幅広い分野において、同上級代表と協力して、日・EU関係を更なる高みに導いていきたい旨述べました。
- 両者は、先般開催された第1回日・EU外相戦略対話の際に公表された、安全保障・防衛パートナーシップを具体化していくことで一致しました。
- 両者は、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分であるとの認識を共有した上で、ロシアのウクライナ侵略、核・ミサイル問題や拉致問題といった北朝鮮への対応、露朝軍事協力、東・南シナ海情勢等のインド太平洋地域の諸課題、中東情勢等について、日本やEUを含む同志国間の協力が、これまで以上に重要であることで一致し、日・EU間で緊密に連携していくことを確認しました。
令和6年12月3日
12月3日、午後7時00分から約25分間、岩屋毅外務大臣は、12月1日に新たに就任したカヤ・カッラス欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長(H.E. Ms. Kaja Kallas, High Representative of the European Union for Foreign Affairs and Security Policy, Vice-President of the European Commission)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。