冒頭、茂木大臣から、グンナルスドッティル外相の訪日を歓迎した上で、日本とアイスランドは、自由、民主主義、人権、法の支配といった価値や原則を共有する重要なパートナーであり、国際情勢が激動する中、同志国間での連携は一層重要である旨を述べ、本年の日・アイスランド外交関係樹立70周年を機に、安全保障、北極、経済、科学技術、文化・人的交流など、幅広い分野で具体的な協力を進め、両国関係を一層高めていきたい旨述べました。これに対し、グンナルスドッティル外相は、訪日が実現し嬉しく思う、今回の訪日を機に、良好な二国間関係を更に深化していきたい旨述べました。
2月17日、午後4時40分から約40分間、茂木敏充外務大臣は、外務省賓客として訪日中のソルゲルズル・カトリン・グンナルスドッティル・アイスランド外務大臣(H.E. Ms. Þorgerður Katrín GUNNARSDÓTTIR, Minister for Foreign Affairs of Iceland)との間で、日・アイスランド外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
1 冒頭発言
2 二国間関係
- 両外相は、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は不可分であり、世界のどこであっても力や威圧による一方的な現状変更の試みは断じて受け入れられず、国際秩序が戦後最も大きな構造的変化の中にある今、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くための同志国連携が重要であるとの認識を共有しつつ、安全保障・防衛面でも両国間の連携を進めていくことで一致しました。
- 両外相は、2023年に日・アイスランド両国政府間で発出した「地熱協力に関する共同声明」に基づき、豊富な地熱資源を有する双方のニーズや目的を踏まえ、更に協力を進めていくことで一致しました。
- 両外相は、本年1月から、ワーキング・ホリデー制度の査証申請対象者の年齢が拡大されたことを歓迎し、留学生や青少年の交流の活発化を通じ、相互理解を一層深めていくことで一致しました。
3 地域情勢・国際情勢
- 茂木大臣から、北極圏国としてのアイスランドの重要な役割を高く評価している旨を述べつつ、日本の取組を説明しました。その上で、両外相は、北極をめぐる諸課題について今後も連携を深めていくことで一致しました。
- 両外相は、ウクライナ情勢、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、インド太平洋情勢についても意見交換を行い、緊密に連携していくことで一致しました。



