- 冒頭、石破総理大臣から、WTO創設から30年という節目の年における訪日を歓迎するとともに、国際貿易をめぐる緊張が急速に高まる中、WTOを中核とする多角的貿易体制は一層重要になっている旨述べました。
- これに対し、オコンジョ=イウェアラ事務局長は、WTO改革の推進を含む多角的貿易体制の維持・強化に向けて、各加盟国の協力が重要であり、多角的貿易体制の擁護者としての日本の役割に期待する旨述べました。
- 双方は、今こそ、加盟国が団結し、WTOが抱える課題に取り組むことで、WTOの求心力を取り戻す必要があることを確認しました。
令和7年5月13日
本13日、午前10時00分から約30分間、石破茂内閣総理大臣は、外務省賓客として訪日中のゴズィ・オコンジョ=イウェアラ世界貿易機関(WTO)事務局長(Dr. Ngozi Okonjo-Iweala, Director-General of the World Trade Organization)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。