- 冒頭、松本政務官は、ゴネイム館長の訪日を歓迎するとともに、日・エジプト開発協力の象徴である大エジプト博物館(GEM)の正式開館への期待を表明しました。
- これに対し、ゴネイム館長は、日本政府によるこれまでのGEMに対する協力に感謝するとともに、今後のGEMの展望について述べました。また、7月に予定される正式開館式典にはハイレベルの出席をお願いしたい旨の要請がありました。
- 両者は、GEMの正式開館に向け、引き続き協力していくことで一致しました。


4月25日、午後2時から約15分間、松本尚外務大臣政務官は、訪日中のアフマド・ゴネイム・大エジプト博物館館長(H.E. Dr. Ahmed Ghoneim, CEO of the Grand Egyptian Museum of the Arab Republic of Egypt)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
(参考)大エジプト博物館(GEM:Grand Egyptian Museum)
GEMは、三大ピラミッドが位置するギザ地区(カイロ南西15キロメートル)に開館予定の、世界最大規模の博物館。我が国は、博物館建設にあたり総額842.47億円の円借款供与による資金協力を実施するとともに、隣接する保存修復センターにおける遺物の保存修復、博物館運営や展示能力強化等を目的とした技術協力を実施。ツタンカーメンの黄金のマスク等の文化財が本博物館に移転・展示予定であり、エジプトの歴史的文化遺産の保存や修復、研究等の強化や観光振興への貢献が期待される。