1月4日(土曜日)に、広島県内で火災事故 (死亡1名)が発生しました。ガス機器の使用にあたっての注意事項を改めてお知らせします。
1.事故の概要
1月4日(土曜日)に、広島県内で火災事故(死亡1名)が発生しました。これを受け、ガス事業法第171条第1項及びガス関係報告規則第4条に基づき、同日、広島ガス株式会社(法人番号 2240001009205)から中国四国産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。
なお、本件は1月6日に事業者が現場確認を行った結果、ガス機器の使用に伴い発生した事故であることが疑われるため、本日プレスリリースを行うものです。
事故発生日時:2025年1月4日(土曜日)午前6時13分頃
事故発生場所:広島県呉市内
人的被害:死亡1名
物的被害:ガスコンロ、台所まわり
事故概要:一般住宅で消費者1名が死亡する火災事故が発生しました。事業者の報告によれば、ガスコンロが火災により焼損していることが確認されておりますが、現時点では、焼損の原因等の特定には至っておりません。詳細については、現在、事業者が調査を進めています。
供給事業者:広島ガス株式会社
ガス種:LPガス(ガスホルダーからの導管供給(ガス事業法適用))
機器分類:消費機器
(参考情報)
・消費機器(ガスコンロ)
製造者:株式会社ハーマン
型式:C3WC3RBTFASVR(LPガス用)
製造年月:2007年10月
2.ガス機器の使用に当たって注意すること
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ガスの臭いを感じたら、直ちにガス事業者へ連絡してください。
・使用中の火気は全部消してください。
・火気は絶対に使用しないでください。
・着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対手を触れないでください。
・窓や戸を大きく開けてください。
・ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
・LPガスは本来臭いがありませんが、ガスが漏れた時にすぐに気づくように、付臭してあります。 - ガス漏れの発生を素早く認知するには、ガス警報器の設置が効果的です。なお、ガス警報器は、常に電源コンセントに接続しておいてください。
- ガス機器を使用した際に、異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、速やかにガス事業者へ連絡してください。
- 当省ホームページ にガス事故防止のための様々なパンフレット等を掲載しています。是非御覧ください。
担当
産業保安・安全グループ ガス安全室長 山下
担当者:富永
電話:03-3501-1511(内線 4931~7)
メール:bzl-toshi-gasanzenshitsu★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。