- ミャンマーでは、3月28日に発生したマグニチュード7.7の地震により、死傷者を含む多数の被災民と物的被害が生じるなど大きな被害が出ました。
- 本計画は、IOMとの連携の下、地震により被害を受けた地域において、損壊した家屋及び保健施設の修復並びにメンタルヘルス・心理ケアの提供を行うことにより、被災した同国民の居住環境の改善及び保健医療サービス提供体制の強化を図り、もって同国における震災からの復旧に寄与することが期待されます。
8月5日(現地時間同日)、国際移住機関(IOM)の本部があるスイス連邦のジュネーブにおいて、尾池厚之在ジュネーブ国際機関日本政府代表部特命全権大使兼常駐代表とエイミー・ポープ国際移住機関事務局長(Ms. Amy POPE, Director General of the International Organization for Migration)との間で、供与額5.78億円の対ミャンマー無償資金協力「地震被害を受けた住環境及び保健医療サービスの改善計画(IOM連携)」に関する書簡の署名・交換が行われました。
(参考)ミャンマー連邦共和国基礎データ
ミャンマー連邦共和国は、面積約68万平方キロメートル、人口5,136万人(2024年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)1,210米ドル(2023年、世界銀行)。