- 冒頭、岩屋大臣から、2027年(令和9年)には外交関係樹立130周年を迎える戦略的パートナーであるチリとの関係を一層強化していきたい旨述べました。これに対し、バン・クラベレン外相は、今般の訪日に係る日本の心のこもった歓迎に感謝するとともに、両国の関係を一層発展させていきたい旨述べました。
- 岩屋大臣から、鉱物資源を含む経済、安全保障、防災、宇宙・天文学、科学技術といった広範囲に及ぶ分野で、二国間の協力が進んでいることを歓迎する旨述べました。これに対し、バン・クラベレン外相は、広範囲に及ぶ分野での二国間協力を、今後より一層強化させていきたい旨述べました。
- また、両外相は、国際場裡においても緊密に連携していくことを確認するとともに、CPTPP等の枠組みでも連携していくことで一致しました。
- さらに、両外相は、核・ミサイル問題や拉致問題を始めとする北朝鮮への対応を含む東アジア情勢についても意見交換を行い、岩屋大臣は拉致問題の即時解決について、引き続きの理解と協力を求めバン・クラベレン外相から支持を得ました。
令和7年5月15日


5月15日、午後6時から約45分間、岩屋毅外務大臣は、訪日中のアルベルト・レオ・バン・クラベレン・ストルク・チリ共和国外務大臣(H.E. Mr. Alberto Leo VAN KLAVEREN STROK, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Chile)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。