フン首相との日・ベトナム首脳会談

5.2 (土) 17:40
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令和8年5月2日

 現地時間5月2日午前10時40分(日本時間同日午後12時40分)から約50分間、ベトナムを訪問中の高市早苗内閣総理大臣は、首相府において、レー・ミン・フン・ベトナム首相(H.E. Mr. Le Minh Hung, Prime Minister of Viet Nam)と首脳会談を行いました(少人数会合:約20分間、全体会合:約30分間)。会談に先立ち、フン首相主催の歓迎式典が行われました。会談後、両首脳は文書交換式及び共同記者発表を行い、経済安全保障分野における優先協力事項リストを発出しました。

1 冒頭

  冒頭、フン首相より、高市総理大臣のベトナム訪問を歓迎するとともに、日越関係が様々な分野で発展していることを嬉しく思う、日・ベトナム「包括的戦略的パートナーシップ」の下、高市総理大臣と共に二国間関係の更なる発展や地域・国際情勢への対応について緊密に連携していきたい旨述べました。
 これに対し、高市総理大臣から、フン首相就任及びベトナム新指導部発足への祝意を述べるとともに、厳しさを増す国際情勢の中で、各国が自律性・強靱性を高めるための協力が重要であり、「戦略的自主」と「国際統合」の外交方針を取るベトナムとの関係を極めて重視している、日・ベトナム「包括的戦略的パートナーシップ」を一層強化し、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現・進化に向けて、両国間で連携し、この地域を更に強く豊かにしていきたい旨述べました。

2 二国間関係

(1)経済

 両首脳は、厳しさを増す国際情勢の中で、双方の自律性・強靱性を高めていくことが重要であるとの認識を共有しつつ、エネルギー、重要鉱物、AI、半導体、宇宙を始めとする経済安全保障を日越協力の新たな優先分野として連携を進めていくことで一致しました。

  1. エネルギー分野については、先般開催されたAZEC+オンライン首脳会合で発表した「パワー・アジア」(アジア・エネルギー・資源供給力強靱化パートナーシップ)の下で様々な協力を深めていくことを確認しました。
     重要物資の生産とサプライチェーンを維持するため、パワーアジアの初の案件として、ニソン製油所の原油調達について、NEXIを通じて支援する方向で一致しました。
  2. 重要鉱物分野については、両首脳はベトナムのレアアースを含む重要鉱物のサプライチェーン強靱化に向けて連携していくことで一致しました。
  3. AI分野については、両首脳は、総務省と科学技術省との協力覚書を歓迎し、ベトナムの言語・文化を反映したAIモデル、特に母国語AIや産業別の基盤モデルの開発に向けて協力していくことで一致しました。
     宇宙分野については、両首脳は、災害対策などの分野における衛星データ利用の協力や、3月に行われた日越官民ビジネスフォーラムを契機とした宇宙産業における官民連携を一層推進していくことで一致しました。
  4. 高市総理大臣から、ベトナムの投資・経済協力の環境整備が重要である旨述べつつ、日本企業が直面する諸課題の解決を求めました。
  5. 高市総理大臣は両国の健全なコンテンツ産業発展のため、ベトナムにおける海賊版マンガサイト運営者の検挙に向けて、実効的な対策の推進を求めました。

(2)安全保障

 両首脳は、昨年初めて開催された次官級「2+2」や艦船の相互寄港を始め、安全保障分野における協議・交流の進展を歓迎しました。
 その上で、両首脳は、地域の平和と安定のため、安全保障協力や海上法執行能力強化支援の具体化を一層進めることで一致しました。

(3)人的交流

 両首脳は、両国間の活発な人的交流を踏まえつつ、領事分野での協力を強化することで一致しました。

3 地域・国際情勢への対応

(1)地域情勢

 両国首脳は、中東情勢について意見交換を行い、ホルムズ海峡における航行の安全確保を含む事態の沈静化に向け意思疎通を強化していくことで一致しました。
 両首脳は、南シナ海情勢等について意見交換を行い、地域の平和と安定に向け、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
 両首脳は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応について意見交換を行い、緊密に連携していくことで一致しました。

(2)その他

 両首脳は、ベトナムが本年議長国を務めるCPTPPを協定の高い水準を維持した上で、戦略的に拡大する重要性を確認しました。また、両首脳は、ベトナムが議長を務める2027年APECを含め多国間協力等についても確認しました。


令和8年5月2日

 現地時間5月2日午前10時40分(日本時間同日午後12時40分)から約50分間、ベトナムを訪問中の高市早苗内閣総理大臣は、首相府において、レー・ミン・フン・ベトナム首相(H.E. Mr. Le Minh Hung, Prime Minister of Viet Nam)と首脳会談を行いました(少人数会合:約20分間、全体会合:約30分間)。会談に先立ち、フン首相主催の歓迎式典が行われました。会談後、両首脳は文書交換式及び共同記者発表を行い、経済安全保障分野における優先協力事項リストを発出しました。

1 冒頭

  冒頭、フン首相より、高市総理大臣のベトナム訪問を歓迎するとともに、日越関係が様々な分野で発展していることを嬉しく思う、日・ベトナム「包括的戦略的パートナーシップ」の下、高市総理大臣と共に二国間関係の更なる発展や地域・国際情勢への対応について緊密に連携していきたい旨述べました。
 これに対し、高市総理大臣から、フン首相就任及びベトナム新指導部発足への祝意を述べるとともに、厳しさを増す国際情勢の中で、各国が自律性・強靱性を高めるための協力が重要であり、「戦略的自主」と「国際統合」の外交方針を取るベトナムとの関係を極めて重視している、日・ベトナム「包括的戦略的パートナーシップ」を一層強化し、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現・進化に向けて、両国間で連携し、この地域を更に強く豊かにしていきたい旨述べました。

2 二国間関係

(1)経済

 両首脳は、厳しさを増す国際情勢の中で、双方の自律性・強靱性を高めていくことが重要であるとの認識を共有しつつ、エネルギー、重要鉱物、AI、半導体、宇宙を始めとする経済安全保障を日越協力の新たな優先分野として連携を進めていくことで一致しました。

  1. エネルギー分野については、先般開催されたAZEC+オンライン首脳会合で発表した「パワー・アジア」(アジア・エネルギー・資源供給力強靱化パートナーシップ)の下で様々な協力を深めていくことを確認しました。
     重要物資の生産とサプライチェーンを維持するため、パワーアジアの初の案件として、ニソン製油所の原油調達について、NEXIを通じて支援する方向で一致しました。
  2. 重要鉱物分野については、両首脳はベトナムのレアアースを含む重要鉱物のサプライチェーン強靱化に向けて連携していくことで一致しました。
  3. AI分野については、両首脳は、総務省と科学技術省との協力覚書を歓迎し、ベトナムの言語・文化を反映したAIモデル、特に母国語AIや産業別の基盤モデルの開発に向けて協力していくことで一致しました。
     宇宙分野については、両首脳は、災害対策などの分野における衛星データ利用の協力や、3月に行われた日越官民ビジネスフォーラムを契機とした宇宙産業における官民連携を一層推進していくことで一致しました。
  4. 高市総理大臣から、ベトナムの投資・経済協力の環境整備が重要である旨述べつつ、日本企業が直面する諸課題の解決を求めました。
  5. 高市総理大臣は両国の健全なコンテンツ産業発展のため、ベトナムにおける海賊版マンガサイト運営者の検挙に向けて、実効的な対策の推進を求めました。

(2)安全保障

 両首脳は、昨年初めて開催された次官級「2+2」や艦船の相互寄港を始め、安全保障分野における協議・交流の進展を歓迎しました。
 その上で、両首脳は、地域の平和と安定のため、安全保障協力や海上法執行能力強化支援の具体化を一層進めることで一致しました。

(3)人的交流

 両首脳は、両国間の活発な人的交流を踏まえつつ、領事分野での協力を強化することで一致しました。

3 地域・国際情勢への対応

(1)地域情勢

 両国首脳は、中東情勢について意見交換を行い、ホルムズ海峡における航行の安全確保を含む事態の沈静化に向け意思疎通を強化していくことで一致しました。
 両首脳は、南シナ海情勢等について意見交換を行い、地域の平和と安定に向け、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
 両首脳は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応について意見交換を行い、緊密に連携していくことで一致しました。

(2)その他

 両首脳は、ベトナムが本年議長国を務めるCPTPPを協定の高い水準を維持した上で、戦略的に拡大する重要性を確認しました。また、両首脳は、ベトナムが議長を務める2027年APECを含め多国間協力等についても確認しました。


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