【北村外務報道官】冒頭、私から2点あります。
まず、1点目は海外における知日派のネットワーク作りのための外務省の取組についての紹介です。
元日本留学生の同窓会である「帰国留学生会」の代表が集まる第6回帰国留学生総会が、3月2日と3日の両日、外務省内で開催されます。日本に留学をし、母国に帰国した方々は、様々な分野で活躍をしながら、日本への留学促進や、日本の大使館や総領事館が実施します事業への協力等、日本への関心を高めるための貢献を行っていただいておりまして、日本にとって非常に重要な方々です。
この帰国留学生会は、主にそれぞれの国内でネットワークを広げてこられましたけれども、2021年以降、帰国留学生会同士の横のつながりを広げて、お互いの活動や知見を共有することを目的としまして、外務省主催で帰国留学生総会を開催しております。
本年の総会には、17か国の帰国留学生の会の代表が対面で参加し、各国の元日本留学生の同窓会組織の活動紹介や意見交換が行われる予定となっております。また、これはオンラインで配信も行う予定です。総会の開会式には堀井巌外務副大臣が出席し、高市早苗内閣総理大臣からのビデオメッセージが放映される予定となっております。本総会を通じて、「ジャパン・フレンズ」、この輪を一層広げていきたいと考えております。
冒頭発言
第6回帰国留学生総会の開催
日本国際漫画賞授賞式・レセプションの開催
【北村外務報道官】2点目は日本国際漫画賞授賞式です。
昨年12月24日のこの会見の場で発表いたしましたが、第19回日本国際漫画賞授賞式について、来週3月4日水曜日に飯倉公館において授賞式を開催いたします。
最優秀賞はブラジルからの1作品、優秀賞はサウジアラビア、ベトナム、台湾からの3作品です。
授賞式には、これらの最優秀賞、優秀賞受賞者の計4名を招待し、実行委員長である茂木外務大臣から表彰を予定しております。
トランプ米国大統領の一般教書演説に関する受け止め
【共同通信 松浦記者】先ほど、米国のトランプ大統領の一般教書演説が終わりました。3点に絞ってお尋ねします。
まず、関税についてなんですけども、関税政策の継続を表明されまして、代替策はより強力なものになると語りました。トランプ氏は、すでに連邦最高裁が違法と判断した「相互関税」に代わる措置を発表しておられまして、高関税措置路線の強化と受け止められる内容でした。
また、西半球では米国の優位性を確保すると言及され、イランの核問題では軍事的選択肢を排除しない考えも示しました。これらは、米国の東アジアへの繋ぎ止めやイラン核問題の対話による解決に向けた日本の外交努力の重要性を再認識させるものでした。
そこで、これらの点について、報道官の受け止めと首相の訪米を含む日本政府の対応についてご教授いただけませんでしょうか。
【北村外務報道官】先ほど、現地時間ですとまだ2月24日ですが、米国のトランプ大統領が連邦議会上下両院合同会議におきまして一般教書演説を行われました。
日本政府としましては、トランプ大統領の発言の逐一についてコメントすることは控えますけれども、内政・外政にわたる幅広いテーマについて、優先課題あるいは成果等につきまして、トランプ大統領の考えを示すものであったと受け止めております。
その上で、今3つご質問いただきましたけれども、特に関税について、日本の基本的な考え方を申し上げれば、これは累次、官房長官、大臣からもご説明しておりますが、先般の連邦最高裁判所の判決の内容及び措置の影響等を十分に精査しながら、米国政府の対応を含む関連の動向につきまして、日米間の合意に与え得る影響も含めて、引き続き、高い関心を持って注視をしてまいりたいと考えております。
高市総理大臣の訪米ということに言及がありましたけれども、申し上げるまでもなく、日米同盟というのは日本外交・安全保障の基軸でございます。引き続き、様々なレベルで強固な信頼・協力関係を構築するとともに、来る日米首脳会談に向けまして、日米同盟をさらなる高みに引き上げていきたいと考えております。


