- サイードフ外相は、岩屋大臣の初めてのウズベキスタン訪問を歓迎する旨述べた上で、戦略的パートナーである日本との初めての外相戦略対話を通じ、日本との協力を幅広い分野で強化したい旨述べました。
- これに対し、岩屋大臣から、「サイードフ外相の招待によりウズベキスタン訪問が実現でき大変うれしく思う」と述べた上で、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化するための戦略的パートナーであるウズベキスタンとの協力関係を一層強化したい旨述べました。


現地時間8月27日午前10時(日本時間同日午後2時)から約1時間30分、岩屋毅外務大臣は、訪問先のウズベキスタン共和国において、バフティヨル・サイードフ・ウズベキスタン共和国外務大臣(H.E. Mr. Bakhtiyor SAIDOV, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Uzbekistan)と日・ウズベキスタン外相戦略対話を実施したところ、概要は以下のとおりです。
1 冒頭
2 二国間関係
- 岩屋大臣から、非常に活発な要人往来が継続していることを歓迎する旨述べました。更に、ウズベキスタンにおける日系企業の拠点数は増加傾向にあり、二国間クレジット制度(JCM)の活用や人材面での交流を通じ、二国間関係を更に発展させていきたい旨述べました。
- サイードフ外相は、日本の支援に対する感謝を表明するとともに、両国の政治、貿易・投資・経済・文化・観光などあらゆる分野での協力を強化したい旨述べました。
3 「中央アジア+日本」対話
両外相は、昨年8月に開催が延期された「中央アジア+日本」対話・首脳会合を可能な限り早期に開催するべく調整を加速化することで一致しました。
4 外相戦略対話の成果文書署名式及び無償資金協力案件の文書披露式
- 外相戦略対話実施後、両外相により、多くの分野における今後の協力の方向性を示す成果文書が署名されました。
- また、本日(8月27日)署名された、2件の無償資金協力「人材育成奨学計画」及び「アフガニスタン人を含む脆弱層の自立支援を通じたスルハンダリア州の経済活動促進計画」に関する文書が披露されました。