- サモアでは、昨今の気候変動の影響もあり、サイクロンや洪水などの自然災害が頻発しています。本計画は、自動気象観測システム等を整備することにより、同国の気象観測精度を向上させ、正確かつ適時の気象警報発令を通じて、防災体制を強化するものです。
- 我が国は、令和6年(2024年)7月に開催した第10回太平洋・島サミット(PALM10)の機会に発表した首脳宣言及び共同行動計画において、「気候変動と災害」分野を支援の柱として表明しており、本計画はこれに合致した支援となります。
2月26日(現地時間同日)、サモア独立国の首都アピアにおいて、鈴木亮太郎駐サモア独立国日本国特命全権大使と、ラアウリアレマリエトア・レウアテア・ポラタイバオ・フォシ・シュミット・サモア独立国首相兼外務貿易大臣(The Honourable Mr. Laaulialemalietoa Leuatea POLATAIVAO FOSI SCHMIDIT, Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Trade of Independent State of Samoa)との間で、供与額4.36億円の無償資金協力「経済社会開発計画(気象観測関連機材)」に関する書簡の署名・交換が行われました。
(参考1)サモア独立国基礎データ
サモア独立国は、面積2,830平方キロメートル、人口は21万8,020人(2024年、世界銀行)、一人当たり国民総所得(GNI)は4,650米ドル(2024年、世界銀行)。
(参考2)第10回太平洋・島サミット(PALM10)
令和6年(2024年)7月16日~18日、岸田文雄内閣総理大臣(当時)とマーク・ブラウン・クック諸島首相の共同議長の下、第10回太平洋・島サミット(PALM10)が開催され、日本、太平洋島嶼国14か国、仏領2地域、豪州、ニュージーランド計19か国・地域の首脳等及び太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局長が参加した。サモア独立国からはフィアメ首相(当時)が参加した。
我が国は、PALM10において、太平洋諸島フォーラム(PIF)の「2050年戦略」に定められる7分野に沿い、(1)政治的リーダーシップと地域主義、(2)人を中心に据えた開発、(3)平和と安全保障、(4)資源と経済開発、(5)気候変動と災害、(6)海洋 と環境、(7)技術と連結性の7つの分野を重点分野として、今後3年間にしっかりとした開発協力と6,500人以上の人的交流・人材育成を実施する旨表明した。



