- 冒頭、岩屋大臣から、ファヨン外相の昨年に続く訪日を歓迎した上で、大阪・関西万博を通じた交流促進への期待を述べるとともに、国際情勢が厳しさを増す中で、価値や原則を共有するスロベニアと、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向け連携していきたい旨述べました。
- また、岩屋大臣は、スロベニアに進出する日系企業の投資拡大に触れつつ、経済関係拡大に期待する旨述べるとともに、経済や科学技術分野を含めて二国間協力を進展させていきたい旨述べました。
- これに対し、ファヨン外相からは、インド太平洋における非常に重要なパートナーである日本との間で、経済を始めとする分野での協力を促進したい旨述べるとともに、両国が昨年共に国連安全保障理事会で非常任理事国を務めるなど国際場裏においても協力が強化されてきたことを歓迎する旨発言がありました。その上で、両外相は、大阪・関西万博の機会も活用しつつ幅広い分野で二国間関係を一層進展させていくとともに、国際場裏でも引き続き両国が協力していくことで一致しました。
- また、双方は、ウクライナ、西バルカン、インド太平洋、中東等の地域・国際情勢について意見交換を行い、両国が引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
令和7年6月20日


6月20日、午後4時から約40分間、岩屋毅外務大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を訪問するため訪日中のターニャ・ファヨン・スロベニア共和国副首相兼外務欧州大臣(H.E. Ms.Tanja FAJON, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign and European Affairs of the Republic of Slovenia)と外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。