経済産業省は、多様なユーザーがデータを容易に利活用できる環境を実現するため、地域経済分析システム(RESAS:リーサス)の使いやすさを向上させつつ、アップデートしました。
地域経済分析システム(以下「RESAS」という。)は、経済産業省と内閣官房が2015年から提供しているデータプラットフォームです。RESASを使えば、地域経済に関する官民のビッグデータを地図上やグラフで分かりやすく、簡単に、見える化できます。ID登録などの事前手続は不要で、全てのメニューを無料で利用できます。
この度、以下のとおり、「性別・年代・事業所立地データなどを追加することによる将来人口メッシュ分析の高度化」、「地図表示データを簡易に更新できる機能などの利便性の向上」及び「各種メニューの最新データへの更新」等について、RESASをアップデートしました。
(1)将来人口メッシュ分析の高度化
- 将来人口の属性(性別・年代)を詳細に確認できる機能に加え、全国750万事業所分の事業所立地データを地図上に重ね合わせて表示できる機能を追加しました(詳細は関連資料を参照ください)。
(2)利便性の向上
- (スマートフォン時)地図上でズーム倍率の変更や場所の移動等をした際、検索条件を開かなくても、地図上でメッシュの更新ができるよう操作の簡略化を行いました。
- 地図上の文字等が読みやすいよう、地図メニューのメッシュ表示の透過率を選択することができるようにしました。(以下図 左:透過率60%、右:透過率20%)
(3)各種メニューの最新データへの更新
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マーケティングマップの以下メニューに搭載のデータを最新版に更新しました。
- 生活用品消費分析
- 生産・消費地分析
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観光マップの以下メニューに搭載のデータを最新版に更新しました。
- 宿泊者分析
- 国内観光消費分析
- インバウンド消費分析
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医療・介護マップの以下メニューに搭載のデータを最新版に更新しました。
- 介護需給分析
引き続き、利用者の声を踏まえ、掲載データの更新や機能の高度化、利便性の向上等を進めていく予定です。
RESAS 将来人口メッシュ分析
(図は30代・男女の将来人口増減メッシュと事業所(ファミリーレストラン)の立地)
関連資料
関連リンク
担当
中小企業庁 事業環境部 企画課調査室長 岡田
担当者:田中、降矢
電話:03-3501-1511(内線 5241~5245)
メール:bzl-resas-kaihatsu★meti.go.jp
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