- 岩屋大臣から、両国関係の発展に尽力されてきたバラクリシュナン外相の再任は心強い旨と述べた上で、ASEAN対日調整国であるシンガポールとの間で、二国間関係のみならず、日・ASEAN協力や、地域・グローバルな課題について協力を一層強化していきたい旨述べました。
- これに対し、バラクリシュナン外相は、日本は長年の友人であり、強固で寛大なパートナーである、最近もハイレベルのやり取りが続いていることを喜ばしく考えている旨応じました。
- 両外相は、地域・国際情勢について意見交換をした上で、2026年の外交関係樹立60周年に向けて、デジタル、グリーン、安全保障といった幅広い分野において協力を推進していくことを確認しました。
- なお、両外相は両国間の人的交流がますます緊密になっている現状に触れた上で、大阪・関西万博におけるシンガポール・パビリオンが盛況を博していることを歓迎しました。
令和7年7月11日
現地時間7月11日8時55分(日本時間同日9時55分)から約35分間、ASEAN関連外相会議に出席するためにマレーシアを訪問中の岩屋毅外務大臣は、ビビアン・バラクリシュナン・シンガポール共和国外務大臣(H.E. Dr. Vivian BALAKRISHNAN, Minister for Foreign Affairs of the Republic of Singapore)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。