- 山岳国であるブータンは、国土の大部分が険しい山岳地帯で道路の大部分が急傾斜地を通過しているため、斜面防災対策が課題となっています。地形的な制約から代替路が存在せず、地すべりの発生により農産物等の物流や住民の往来を阻害してしまう恐れがありますが、資機材不足により、地すべり対策を十分に実施できない状況にあります。
- この協力では、日本企業製品が想定される地すべり対策関連機材(圧密試験器、路床土指示力比(CBR)試験器等)を供与することで、同国の地すべり対策の効率性の改善を図り、もって同国の経済社会開発に寄与することを目的としています。今年外交関係樹立40周年を迎えるブータンは、基本的価値を共有するパートナーであり、本協力を通じ、両国関係の一層の強化に貢献することが期待されます。
2月6日(現地時間同日)、インド共和国の首都ニューデリーにおいて、小野啓一駐ブータン王国日本国特命全権大使と、タシ・ぺルドン・駐日本国ブータン王国臨時代理大使(Ms. Tashi Peldon, Charge d'Affaires ad interim of the Kingdom of Bhutan to Japan)との間で、地すべり対策関連機材を供与する供与額2.80億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の署名・交換が行われました。
(参考)ブータン王国基礎データ
ブータン王国は、面積約3万8,394平方キロメートル(日本の九州程の大きさ)、人口約79.1万人(2024年、世界銀行)、人口1人当たり国民総所得(GNI)は3,730米ドル(2023年、世界銀行)。


