名古屋市の「毎日タクシー」経営企業が破産申請へ

1.31 (水) 16:40
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毎日タクシーグループ(株)の本社外観

毎日タクシーグループ(株)の本社外観

 毎日タクシーグループ(株)(名古屋市北区)は1月30日、事業を停止し、破産手続きを佐藤有美弁護士(西脇法律事務所、名古屋市中区錦1-20-8)と、田中紀子弁護士(弁護士法人佐藤・眞下法律事務所、同区丸の内3-14-32)に一任した。
 負債総額は約27億円。

 「毎日タクシー」の名称で展開していた中堅タクシー業者。地元での知名度は高く、一定の存在感を示していた。しかし、コロナ禍によるタクシー需要の減少、ドライバーの高齢化、同業他社との競合等もあり、2021年3月期は売上高2億5004万円に対して5389万円の赤字を計上し、債務超過が続いていた。
 こうした状況下、2022年4月には3つの事業会社を吸収合併するなどグループ再編を行い、2023年3月期は売上高13億790万円を計上。新型コロナの5類移行による訪日客の増加、インバウンド需要の回復など事業環境はやや改善を見せていたが、過大な借入負担を返済するには至らず、資金調達が限界に達し、今回の措置となった。

※毎日タクシーグループ(株)(TSR企業コード:400093650、法人番号:1180001018246、名古屋市北区西味鋺1-110 、設立1953(昭和28)年9月、資本金2800万円)

毎日タクシーグループ(株)の本社外観

毎日タクシーグループ(株)の本社外観

 毎日タクシーグループ(株)(名古屋市北区)は1月30日、事業を停止し、破産手続きを佐藤有美弁護士(西脇法律事務所、名古屋市中区錦1-20-8)と、田中紀子弁護士(弁護士法人佐藤・眞下法律事務所、同区丸の内3-14-32)に一任した。
 負債総額は約27億円。

 「毎日タクシー」の名称で展開していた中堅タクシー業者。地元での知名度は高く、一定の存在感を示していた。しかし、コロナ禍によるタクシー需要の減少、ドライバーの高齢化、同業他社との競合等もあり、2021年3月期は売上高2億5004万円に対して5389万円の赤字を計上し、債務超過が続いていた。
 こうした状況下、2022年4月には3つの事業会社を吸収合併するなどグループ再編を行い、2023年3月期は売上高13億790万円を計上。新型コロナの5類移行による訪日客の増加、インバウンド需要の回復など事業環境はやや改善を見せていたが、過大な借入負担を返済するには至らず、資金調達が限界に達し、今回の措置となった。

※毎日タクシーグループ(株)(TSR企業コード:400093650、法人番号:1180001018246、名古屋市北区西味鋺1-110 、設立1953(昭和28)年9月、資本金2800万円)

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