プレスリリース
農林水産省
農林水産省は、今般、デンマークにおける鳥インフルエンザの清浄性を確認したことから、本日、デンマークからの家きん肉等の輸入一時停止措置を解除しました。
1.経緯
デンマークのVID(※1)East及びVID Northの家きん飼養施設において、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたことから、上記2区域からの家きん肉等について輸入を一時停止していました。
なお、生きた家きんについては、二国間の輸入条件が設定されておらず、従前より輸入できません。
※1:デンマーク家畜衛生当局が定める獣医学的検査区域(Veterinary Inspection Division)
2.対応
今般、デンマーク家畜衛生当局から我が国に提供された鳥インフルエンザの防疫措置等の情報により、同国の家きんにおける同病の清浄性を確認しました。このため、本日付けで当該輸入一時停止措置(※2)を解除しました。
※2:発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等、家きん卵等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。
(参考)デンマークからの家きん肉、家きん卵等の輸入実績
2022年 | 2023年 | 2024年 | |
家きん肉等(トン) | ― | ― | ― |
(日本の総輸入量) | (1,116,751) | (1,079,290) | (1,159,638) |
家きん卵等(トン) | 220 | 116 | 116 |
(日本の総輸入量) | (26,925) | (40,628) | (24,983) |
出典:財務省「貿易統計」
これまでの生きた家きん、家きん肉等の輸入停止措置の状況等については、以下のページより確認いただけます。
動物検疫所:
https://www.maff.go.jp/aqs/topix/im/hpai.html