- 石破総理大臣から、カナダ連邦議会選挙における勝利に対して、カーニー首相に祝意を伝え、厳しい国際情勢が続く中、日・カナダ間、そしてG7で連携すべく、本年G7サミット議長でもあるカーニー首相と協力して、様々な課題に対応していきたい旨述べました。
- さらに、石破総理大臣から、インド太平洋地域における日・カナダ間の戦略的パートナーシップを強化したい旨述べました。また、東アジア情勢についても意見交換を行いました。
- また、石破総理大臣から、本年生産を開始する予定のLNGカナダは、日本を含むインド太平洋地域のエネルギー安全保障において重要な案件である旨述べた上で、カナダの引き続きの支援を求めました。
- 両首脳は、米国の関税措置が世界経済や多角的貿易体制に与える影響を踏まえつつ、経済分野について幅広く議論しました。
- 最後に、石破総理大臣から、大阪・関西万博を通じた日・カナダ交流の促進を期待する旨述べました。
令和7年5月2日
5月2日、午後8時から約30分間、石破茂内閣総理大臣は、マーク・カーニー・カナダ首相(The Right Honourable Mark Carney, Prime Minister of Canada)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。