1 訪日中の北大西洋条約機構加盟国国会議員会議(NATO Parliamentary Assembly(NATO-PA))代表団が、11月17日に総理大臣官邸、11月18日に外務省及び防衛省を訪問しました。
2 総理大臣官邸訪問において代表団は、佐藤内閣官房副長官及び尾上内閣総理大臣補佐官を表敬しました。表敬においては、佐藤副長官から、今回の訪日に歓迎の意が示されるとともに、現在の地域情勢を踏まえたグローバルな安全保障課題、日本の安全保障政策のあり方、日NATO関係の更なる強化に向けた取組等について説明し、その後、首席者の間で活発な意見交換が行われました。
3 外務省訪問においては、国光外務副大臣から、今回の訪日を歓迎しつつ、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分であることが同志国間の共通認識となる中、日NATO関係及びNATO・IP4(日豪NZ韓)関係の更なる発展が戦略的に重要である旨の説明の上、グローバルな安全保障環境及び日NATO関係に関する意見交換が行われました。
4 防衛省訪問においては、防衛省担当部局よりブリーフィングを行うとともに、小泉防衛大臣から歓迎挨拶を実施しました。
(参考)北大西洋条約機構(NATO)
NATO加盟国国会議員会議(NATO-PA)は、NATO加盟国間での幅広い意見交換を行い、NATO政策に反映させることを目的として1955年に創設。NATO加盟国32か国のそれぞれの国内議会の議員計281名で構成される組織。

