総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会次世代電力・ガス事業基盤構築小委員会(以下「小委員会」という。)において、2025年度冬季の電力需給対策を取りまとめました。
1.背景・目的
電力需給対策に万全を期すため、電力広域的運営推進機関において、全国の電力需要が高まる夏と冬の電力需給について検証を実施しています。当該結果や最新の発電設備の状況等を踏まえて、10月31日(金曜日)に開催した第3回小委員会において、2025年度冬季の電力需給見通しを提示し、対策を取りまとめました。
2.2025年度冬季の電力需給見通し・対策のポイント
  2025年度冬季の電力需要に対する供給力の余力を示す予備率は、全エリアにおいて、安定供給に最低限必要な予備率3%を確保できていること等を踏まえ、節電要請は実施しません。
  
  他方、供給サイドは、確保している供給力の中に老朽化した火力発電所が含まれているなど、構造的な課題を抱えており、設備トラブル等のリスクを踏まえると、予断を許さない状況です。
  
  このため、これらの課題に対応し、今冬の電力需給の安定化に万全を期す観点から、昨冬に引き続き、発電事業者に対する保安管理の徹底の要請等の供給力対策等を講ずることを決定しました。
 
関連リンク
担当
  資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課 電力供給室長 佐久
  
  担当者:奈良、松谷、田中
  
  電話:03-3501-1511(内線 4761)
  
  メール:bzl-denryokujyukyu★meti.go.jp
  
  ※[★]を[@]に置き換えてください。
 




