- 木原座長は、石破総理大臣に対し3月14日から16日に英国で開催された日英21世紀委員会第41回合同会議でとりまとめられた政策提言を手交するとともに、同委員会が建設的提言を発信できるよう引き続き議論していきたい旨述べました。
- 石破総理大臣は、日英21世紀委員会の長年にわたる日英関係への貢献に敬意を表しつつ、英国との連携は非常に重要であり、提言も踏まえ、幅広い分野における日英関係の重層的な強化に取り組みたい旨述べました。
4月10日、午前10時から約20分間、石破茂内閣総理大臣は、日英21世紀委員会の木原誠二衆議院議員(日本側座長)、岡本三成衆議院議員等による表敬を受け、同委員会による第41回合同会議の政策提言を受領したところ、概要は以下のとおりです。
(参考1)日英21世紀委員会
日英21世紀委員会は、中曽根康弘内閣総理大臣(当時)とマーガレット・サッチャー英首相(当時)との合意に基づき、日英間の協力の在り方を検討するために1985年に設置された賢人会議で、日英双方の政界、経済界、学界等からハイレベルの出席による合同会議が毎年1回日英交互に開催されています。
(参考2)参加者
今回の会議には、日本側から木原誠二衆議院議員(自由民主党)(日本側座長)ほか計約20名が、英国側からマコーネル卿・上院議員(The Rt Hon. the Lord McConnell of Glenscorrodale)(英国側座長)ほか計約20名が出席しました。
4月10日の総理報告会には、木原誠二衆議院議員(自由民主党)、岡本三成衆議院議員(公明党)、狩野功日本国際交流センター理事長、細谷雄一慶応義塾大学教授、秋田浩之日経新聞コメンテーター、鶴岡公二世界経済調査会国際情勢研究所所長が出席しました。
(参考3)議題
今回の会議では、(1)日英両国の政治・経済状況、(2)ユニバーサル・ヘルスケア、(3)科学技術協力、(4)地政学的課題、(5)情報、サイバー、AI、(6)エネルギー安全保障と気候変動について討議が行われ、参加者で政策提言がとりまとめられました。