【産経新聞 永原記者】このところ、英仏独など欧州諸国の中国の訪問が活発化しています。欧州の中国への接近は、米国と欧州の関係が離れているからというふうな見方もありますけれども、日本政府として、どのように見ておられるのかというところと、中国の東シナ海での覇権主義的な行動について、欧州に今後どのように理解を求めていくのかについてもお伺いします。
【茂木外務大臣】欧州の首脳、別に中国だけではなくて、米国、そして、日本、様々な国を訪問していると考えておりまして、中国訪問だけを見て、特段の意味付けをするのは適切ではないと、こんなふうに考えております。
その上で、我が国としては、米国と欧州の間で安定的な関係が維持されることを期待しておりますし、双方に、そのような話を日本からもしておりまして、我が国にとって唯一の同盟国であります米国、及び「戦略的パートナー」であります欧州との間で、連携・協力を深めていく考えであります。
そして、基本的な価値や原則を共有する欧州各国とは、御指摘の、中国の動きも含めて、インド太平洋地域の様々な課題、これは日本の方がよく、当然、事情を知っているわけでありますから、平素から緊密に情報提供をしたり、意思疎通を行ってきておりまして、今後、様々な機会を捉えて、欧州各国、さらにはEU、NATOとの間で、認識のすり合わせ、こういったことを図っていきたいと考えています。



