- 岩屋大臣から、マクドノーUNITAR総代表の就任後初となる訪日を歓迎した上で、我が国は広島に事務所を持つ唯一の国連機関であるUNITARとの関係を重視している、途上国の人材育成においてUNITARが果たしている役割を高く評価し、連携を深めていきたい旨述べました。
- また、岩屋大臣から、日本は国連で4年ぶり3回目となる「自発的国家レビュー」を発表したことに触れつつ、各国でSDGs達成を進める上で鍵となるのは「人財」であり、人材育成の重要性は論を俟たない旨述べました。
- これに対し、マクドノー総代表から、高齢化をはじめとした社会課題解決への日本の取組の知見を国際社会に向けて共有することは各国にとって有意義である旨指摘がありました。その上で、UNITARの活動に対する日本政府の継続的な支援に対する謝意が表明されるとともに、日本との協力を深めていきたい旨の発言がありました。


8月8日、午前11時30分から約25分間、岩屋毅外務大臣は、ミシェル・ギレス・マクドノー国連訓練調査研究所(UNITAR)総代表(Ms. Michelle Gyles-McDonnough, Executive Director, United Nations Institute for Training and Research)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
(参考)国連訓練調査研究所(UNITAR)
1963年(昭和38年)に設立。開発途上国の行政官の研修や国連の機能・目的に関連する調査を行うことを主な任務とする。本部はスイス・ジュネーブに所在。2003年(平成15年)に広島に所在する唯一の国際機関駐日事務所として広島事務所が設置された。