- 4月20日、大西外務大臣政務官は、「第10回アフリカの平和と安全に関するダカール国際フォーラム」の開会式において、ファイ・セネガル大統領、ビオ・シエラレオネ大統領、ガズワニ・モーリタニア大統領とともに日本政府を代表してスピーチを行いました。
- 大西政務官は、アフリカは潜在性を秘めた大陸として国際社会の注目が高まっていると同時に、政治情勢の不安定化、紛争、テロ、暴力的過激主義などと闘っている地域であり、ロシアのウクライナ侵略や中東情勢の悪化などがアフリカ諸国の社会経済に影響を及ぼしているとの認識を示しつつ、アフリカがその潜在力を十分に発揮し、経済成長、域内統合を継続し、さらに発展するためには、平和で安定した社会の構築が不可欠であると述べました。
また、「自由」や「法の支配」の擁護、多様性と包摂性を尊重する国際秩序の維持・強化を目指し、地域や世界の平和と安定、繁栄を確保していくといったビジョンである「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を紹介しつつ、不確実性の高まる国際環境下において、このFOIPの考え方はますます重要であることを強調しました。
4月20日から21日にかけて、大西洋平外務大臣政務官は、「第10回アフリカの平和と安全に関するダカール国際フォーラム」に出席のためセネガルを訪問しました。
1 「第10回アフリカの平和と安全に関するダカール国際フォーラム」への出席
2 セネガル要人への表敬・会談
同日、大西政務官は、ファイ大統領、ソンコ首相、ニャン外相との間で意見交換を行いました。
(1)ファイ・セネガル大統領
4月20日、大西政務官は、バシル・ジョマイ・ジャハール・ファイ・セネガル大統領を表敬しました。
大西政務官から、8月のTICAD9及び大阪関西万博へのファイ大統領の訪日を含め、両国の関係強化の機運が見られている中でセネガルに訪問できたことをうれしく思う旨述べるとともに、「戦略的に重要なパートナー」である両国関係を更に強化していく旨述べました。
これに対し、ファイ大統領から、ダカール国際フォーラムへの日本からの支援や、セネガルの重要政策に沿った日本の開発協力に対する謝意が述べられました。
双方は、二国間関係の更なる強化に向けて取り組んでいくことで一致しました。
(2)ソンコ・セネガル首相
4月20日、大西政務官は、ウスマン・ソンコ・セネガル首相主催の昼食会において懇談を行いました。
大西政務官から、日本が取り組むカザマンス地方における地雷除去の取組につき言及しつつ、今後も同地域の発展のため後押ししていきたい旨発言しました。
これに対し、ソンコ首相から、カザマンス地方を含む日本によるあらゆる支援に対して謝意が述べられたとともに、両者は二国間関係を更に発展していくことで一致しました。
(3)ニャン・セネガル・アフリカ統合・外務・在外自国民大臣
4月20日、大西政務官は、シェイク・ニャン・セネガルアフリカ統合・外務・在外自国民大臣と会談を行いました。
大西政務官から、昨年4月の岩屋前外務大臣のセネガル訪問や、8月のTICAD 9及び大阪関西万博へのファイ大統領一行の訪日を含め、両国の関係強化の機運が見られていること、今回の自身のセネガル訪問を踏まえ、「戦略的に重要なパートナー」である両国関係を更に強化していきたい、特に投資・ビジネスについては、両国に利益がもたらされる形で関係を強化していきたい旨伝えました。
これに対し、ニャン大臣から、日本はセネガルにとって、長年にわたるパートナーであり、TICADの枠組みを通じて行ってきている日本の取組に敬意を表したい旨の発言があり、日本がセネガルに対して行ってきた長年の支援に対して謝意が述べられました。
双方は、ビジネスを含むあらゆる分野において、協力関係を強化していくことで一致しました。
3 第三国要人との会談
(1)モリサンダ・クヤテ・ギニア外務・アフリカ統合・在外自国民大臣
4月20日、大西政務官は、モリサンダ・クヤテ・ギニア外務・アフリカ統合・在外自国民大臣と会談しました。
大西政務官から、昨年末にギニア大統領選挙が平和裏に実施され、ドゥンブヤ大統領の下で新政権が発足したことを祝福するとともに、ギニアのAUやECOWASを含む国際社会への復帰を歓迎し、更なる民政移管の進展に期待を示しました。
これに対し、クヤテ外務・アフリカ統合・在外自国民大臣からは、ギニアの独立以降、日本が長年にわたって行っている支援に対する謝意が述べられました。
双方は、二国間関係を強化していくことで一致しました。
(2)シャマ・アバエド・イスラム・バングラデシュ外務担当国務大臣
4月20日、大西政務官は、シャマ・オバエド・バングラデシュ外務担当国務大臣と会談しました。
オバエド外務担当国務大臣から、二国間の長い友好関係につき言及しつつ、これまでの日本による支援や投資に対する謝意が述べられました。
これに対し、大西政務官から、本年2月の総選挙が平和裏に実施されたことや新政権の発足に祝意を述べつつ、日本はバングラデシュの独立以降一貫して同国の国づくりを支援してきている、同国との関係を重視している旨述べました。
双方は、二国間関係を強化していくことで一致しました。
4 その他日程
国際機関邦人職員との意見交換
CFPT-SJ(セネガル日本職業訓練センター)視察
- 4月20日及び21日、大西政務官は、セネガルで働くJICA関係者、国際機関邦人職員、セネガルに進出する日系企業関係者等との間で意見交換を行いました。
- 4月21日、大西政務官は、セネガル日本職業訓練センター(CFPT)、国立保健医療社会開発学校(ENDSS)をそれぞれ訪問し、関係者からの説明を受けました。また、マメル海水淡水化施設の建設現場を視察しました。

