- UNCITRALは、国際商取引法の調和と統一の促進のために設立された機関であり、国際商取引法分野での国際スタンダードの形成に、大きな役割を担っています。
- 日本は、各作業部会に職員を派遣するなどして、UNCITRALにおける条約やモデル法の起草等に貢献してきました。UNCITRALの活動への関心が高まる中、今回再選を果たせたことは、日本のこれまでの活動が、国際的に評価された結果と考えています。
- 日本としては、今後とも、自由かつ公正な国際商取引分野のルール作りのため、積極的に貢献していきます。
令和6年11月21日
11月21日(現地時間11月20日)、国連において、国連国際商取引法委員会(United Nations Commission on International Trade Law ; UNCITRAL)の構成国選挙が行われ、日本が構成国として再選されました。
(参考1)国連国際商取引法委員会(UNCITRAL)の概要
国連国際商取引法委員会(United Nations Commission on International Trade Law ; UNCITRAL)は、国際商取引法の統一と調和を目的として設立された国連総会直属の機関であり、ウィーンに事務局を有する。日本は委員会設立以来の構成国。
(参考2)2024年UNCITRAL構成国選挙
ア 今次選挙では、アジア太平洋グループは改選8か国に対し、日本に加え、中国、マレーシア、フィリピン、韓国、シンガポール、ベトナム、スリランカの計8か国が立候補し、秘密投票が行われた。
イ UNCITRAL構成国数には地域別の割当てがあり、アジア太平洋グループの中で当選するには、国連総会で投票国の過半数を獲得することが必要。
ウ 今回の選挙の結果、日本は172票を得て、当選が決定した。
イ UNCITRAL構成国数には地域別の割当てがあり、アジア太平洋グループの中で当選するには、国連総会で投票国の過半数を獲得することが必要。
ウ 今回の選挙の結果、日本は172票を得て、当選が決定した。