- 冒頭、岩屋大臣から、8月6日に大阪・関西万博においてジャマイカのナショナルデーが盛大に開催されたことに祝意を表明するとともに、同日が広島への原爆投下から80年の節目に当たることを踏まえ、ジャマイカ側が「核兵器のない世界」の希求及び平和への思いを発信したことに対し、謝意を表明しました。
- これに対し、ジョンソン=スミス大臣は、万博における日本館は素晴らしかったと述べた上で、様々な分野での日本の協力に対する謝意を述べるとともに、カリコム(カリブ共同体)議長国として、二国間関係及び日カリコム関係を一層強化していきたい旨述べました。
- 両大臣は、ジャマイカ及び地域の脆弱性克服並びに持続的発展に貢献する二国間協力を引き続き進展させていくことを確認しました。
- また、両大臣は、核軍縮・不拡散やカリブ海地域の平和と安定に向けた協力といった地域・国際場裏における協力についても意見交換を行い、連携を一層強化していくことで一致しました。
- 両大臣は、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢についても意見交換を行い、ジョンソン=スミス大臣から日本の懸念を共有する旨の発言がありました。また、国際社会や地域の課題に対処するためにも、万博のような機会を通して同志国との連携を深めることが重要であるとの認識で一致しました。
令和7年8月7日


8月7日、午後2時55分から約35分間、岩屋毅外務大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の機会に訪日中のカミナ・ジョンソン=スミス・ジャマイカ外務・貿易大臣(Hon. Kamina JOHNSON SMITH, Minister of Foreign Affairs and Foreign Trade of Jamaica)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。