日本政府館の「プラントエリア」と宇宙関連の展示物を紹介します【展示公開 第3弾】

1.14 (火) 07:00
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2025年大阪・関西万博に経済産業省が出展する日本政府館(略称「日本館」)「プラントエリア」では、目に見えない微生物の機能を、無数の光が織りなすインスタレーションやキャラクター(BE@RBRICK)を用いて表現します。
また、世界最大級の「火星の石」、探査機はやぶさ、はやぶさ2が持ち帰った小惑星イトカワ、リュウグウの「砂」の実物を日本館に展示します。

1.「ごみ」から「水」へ 目に見えない微生物の働きに着目した展示群

普段は目に見えない微生物は、自然界で発生する食べ物の残り等の「ごみ」といった有機物を分解し、水、電気や二酸化炭素(CO 2 )といったエネルギーに変換するなど、「循環」の過程や生態系の維持に欠かせない役割を担っています。日本館の3つのエリアの一つである「プラントエリア」では、微生物の活発な動きを暗闇に浮かぶ無数の光によってダイナミックに表現したインスタレーションを展示します。来館者は、幻想的な雰囲気の中、微生物たちが生み出すエネルギーと躍動感を感じることができる空間となっています。

  • 写真1

その区画の先では、最先端技術として株式会社カネカの協力により「水素酸化細菌」を活用した事例も紹介します。水素酸化細菌はいわば「二酸化炭素(CO 2 )を食べる細菌」。CO 2 を原料として、プラスチック等の製品を生み出します。海水中でも分解されやすいため、プラスチックによる海洋汚染の解決とカーボンニュートラルの実現に同時に寄与する循環型のバイオものづくり技術として大きな期待が寄せられています。

写真2

循環の中における微生物の働きについて、世界中で人気のクマ型フィギュア「BE@RBRICK(ベアブリック)」を通じて表現します。日本館内でのベアブリックは、株式会社メディコム・トイの協賛によりキャラクターのオリジナルデザイン開発を行っています。また、微生物の働きの展示・演出については、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE (ナイト))及び積水化学工業株式会社の協力により提供します。

  • 写真3
  • 写真4
循環の過程をナビゲートするベアブリック Ⓒ 2025 MEDICOM TOY

協賛企業

株式会社メディコム・トイ
  • 本社所在地:〒151-0064 東京都渋谷区上原3-22-5
  • 代表取締役社長:赤司 竜彦
  • 会社概要 外部リンク

協力企業・団体

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)
  • 本所所在地:東京都渋谷区西原2-49-10
  • 理事長:長谷川 史彦
  • 組織概要 外部リンク
積水化学工業株式会社
  • 本所所在地:大阪本社 大阪市北区西天満2-4-4
  • 代表取締役社長:加藤 敬太
  • 会社概要 外部リンク
株式会社カネカ
  • 本所所在地:東京本社 東京都港区赤坂1-12-32
  • 代表取締役社長:藤井 一彦
  • 会社概要 外部リンク

2.ごみから水と電気を生み出す「バイオガスプラント」見学ツアーを実施

  • 写真5

日本館には、万博会場で出る生ごみを微生物の力を活用してエネルギーを生み出す「バイオガスプラント」が併設されています。カナデビア株式会社の協賛により、バイオガスプラントの見学ツアーを実施します。ツアーでは、微生物の働きを学びながら実際のプラントを見学することができ、「ごみ」から「水」などの新たな資源やエネルギーが生まれるさまを体感できます。

協賛企業

カナデビア株式会社
  • 本社所在地:〒559-8559 大阪府大阪市住之江区南港北1-7-89
  • 取締役社長兼COO:桑原 道
  • 会社概要 外部リンク

3.世界最大級の「火星の石」や「小惑星の砂」を日本館にて公開!

  • 写真6

昨年の9月に大阪・関西万博で展示する旨を発表した火星隕石(「火星の石」)については、地球環境を越えた大きな宇宙大での循環を示唆するものと位置づけ、日本館内で展示することとします。幅約29cm、奥行き約16cm、高さ約17.5cm、約12.7kgで、ラグビーボールほどの大きさで、火星由来の隕石としては世界最大級であり、一般に広く公開されるのは初めてとなります。この「火星の石」には、水がない限り生成しないとされている粘土鉱物が含まれており、かつて火星に水が存在していたことを示す貴重な試料とされています。また、日本館内に「火星の石」の欠片に実際に触れることができるコーナーも用意します。

  • 写真7 イトカワサンプル
  • 写真8 リュウグウサンプル
  • ※実際に館内に展示する試料は変更になる可能性があります ⒸJAXA

さらに、日本館ではJAXAの小惑星探査機「はやぶさ」と「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星イトカワおよびリュウグウから採取された「砂」についても、それを可能とした日本のものづくり技術の意義も含めて、合わせて展示します。これらのサンプルは、宇宙の成り立ちや生命の起源を探る貴重な試料となっています。

協力団体

大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所
  • 所在地:東京都立川市緑町10-3
  • 所長:野木 義史
  • 組織概要 外部リンク
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 所在地:東京都調布市深大寺東町7-44-1
  • 理事長:山川 宏
  • 組織概要 外部リンク

関連リンク

本リリースに関する素材のダウンロードは こちら 外部リンク / DLパスワード:expo2025
※ すべての素材はクレジット【提供:経済産業省】を入れていただきますようお願いします。
※ベアブリックの素材はクレジット【Ⓒ 2025 MEDICOM TOY】を入れていただきますようお願いします。
※イトカワサンプル・リュウグウサンプルの素材は【ⒸJAXA】を入れていただきますようお願いします。

担当

  • 本発表資料のお問合せ先

    2025年⼤阪・関⻄万博 ⽇本館広報事務局
    担当者:山下、斎藤
    電話:03-5459-5490
    メール:mailto:nihonkan_pr★materialpr.jp
    ※[★]を[@]に置き換えてください。

  • 日本館について

    商務・サービスグループ 博覧会推進室 伊万里
    担当者:鈴木、吉野 、内藤
    電話:03-3501-1511(内線 4031)
    メール:bzl-expo-japanpavilion★meti.go.jp
    ※[★]を[@]に置き換えてください。

2025年大阪・関西万博に経済産業省が出展する日本政府館(略称「日本館」)「プラントエリア」では、目に見えない微生物の機能を、無数の光が織りなすインスタレーションやキャラクター(BE@RBRICK)を用いて表現します。
また、世界最大級の「火星の石」、探査機はやぶさ、はやぶさ2が持ち帰った小惑星イトカワ、リュウグウの「砂」の実物を日本館に展示します。

1.「ごみ」から「水」へ 目に見えない微生物の働きに着目した展示群

普段は目に見えない微生物は、自然界で発生する食べ物の残り等の「ごみ」といった有機物を分解し、水、電気や二酸化炭素(CO 2 )といったエネルギーに変換するなど、「循環」の過程や生態系の維持に欠かせない役割を担っています。日本館の3つのエリアの一つである「プラントエリア」では、微生物の活発な動きを暗闇に浮かぶ無数の光によってダイナミックに表現したインスタレーションを展示します。来館者は、幻想的な雰囲気の中、微生物たちが生み出すエネルギーと躍動感を感じることができる空間となっています。

  • 写真1

その区画の先では、最先端技術として株式会社カネカの協力により「水素酸化細菌」を活用した事例も紹介します。水素酸化細菌はいわば「二酸化炭素(CO 2 )を食べる細菌」。CO 2 を原料として、プラスチック等の製品を生み出します。海水中でも分解されやすいため、プラスチックによる海洋汚染の解決とカーボンニュートラルの実現に同時に寄与する循環型のバイオものづくり技術として大きな期待が寄せられています。

写真2

循環の中における微生物の働きについて、世界中で人気のクマ型フィギュア「BE@RBRICK(ベアブリック)」を通じて表現します。日本館内でのベアブリックは、株式会社メディコム・トイの協賛によりキャラクターのオリジナルデザイン開発を行っています。また、微生物の働きの展示・演出については、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE (ナイト))及び積水化学工業株式会社の協力により提供します。

  • 写真3
  • 写真4
循環の過程をナビゲートするベアブリック Ⓒ 2025 MEDICOM TOY

協賛企業

株式会社メディコム・トイ
  • 本社所在地:〒151-0064 東京都渋谷区上原3-22-5
  • 代表取締役社長:赤司 竜彦
  • 会社概要 外部リンク

協力企業・団体

独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)
  • 本所所在地:東京都渋谷区西原2-49-10
  • 理事長:長谷川 史彦
  • 組織概要 外部リンク
積水化学工業株式会社
  • 本所所在地:大阪本社 大阪市北区西天満2-4-4
  • 代表取締役社長:加藤 敬太
  • 会社概要 外部リンク
株式会社カネカ
  • 本所所在地:東京本社 東京都港区赤坂1-12-32
  • 代表取締役社長:藤井 一彦
  • 会社概要 外部リンク

2.ごみから水と電気を生み出す「バイオガスプラント」見学ツアーを実施

  • 写真5

日本館には、万博会場で出る生ごみを微生物の力を活用してエネルギーを生み出す「バイオガスプラント」が併設されています。カナデビア株式会社の協賛により、バイオガスプラントの見学ツアーを実施します。ツアーでは、微生物の働きを学びながら実際のプラントを見学することができ、「ごみ」から「水」などの新たな資源やエネルギーが生まれるさまを体感できます。

協賛企業

カナデビア株式会社
  • 本社所在地:〒559-8559 大阪府大阪市住之江区南港北1-7-89
  • 取締役社長兼COO:桑原 道
  • 会社概要 外部リンク

3.世界最大級の「火星の石」や「小惑星の砂」を日本館にて公開!

  • 写真6

昨年の9月に大阪・関西万博で展示する旨を発表した火星隕石(「火星の石」)については、地球環境を越えた大きな宇宙大での循環を示唆するものと位置づけ、日本館内で展示することとします。幅約29cm、奥行き約16cm、高さ約17.5cm、約12.7kgで、ラグビーボールほどの大きさで、火星由来の隕石としては世界最大級であり、一般に広く公開されるのは初めてとなります。この「火星の石」には、水がない限り生成しないとされている粘土鉱物が含まれており、かつて火星に水が存在していたことを示す貴重な試料とされています。また、日本館内に「火星の石」の欠片に実際に触れることができるコーナーも用意します。

  • 写真7 イトカワサンプル
  • 写真8 リュウグウサンプル
  • ※実際に館内に展示する試料は変更になる可能性があります ⒸJAXA

さらに、日本館ではJAXAの小惑星探査機「はやぶさ」と「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星イトカワおよびリュウグウから採取された「砂」についても、それを可能とした日本のものづくり技術の意義も含めて、合わせて展示します。これらのサンプルは、宇宙の成り立ちや生命の起源を探る貴重な試料となっています。

協力団体

大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所
  • 所在地:東京都立川市緑町10-3
  • 所長:野木 義史
  • 組織概要 外部リンク
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 所在地:東京都調布市深大寺東町7-44-1
  • 理事長:山川 宏
  • 組織概要 外部リンク

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※ すべての素材はクレジット【提供:経済産業省】を入れていただきますようお願いします。
※ベアブリックの素材はクレジット【Ⓒ 2025 MEDICOM TOY】を入れていただきますようお願いします。
※イトカワサンプル・リュウグウサンプルの素材は【ⒸJAXA】を入れていただきますようお願いします。

担当

  • 本発表資料のお問合せ先

    2025年⼤阪・関⻄万博 ⽇本館広報事務局
    担当者:山下、斎藤
    電話:03-5459-5490
    メール:mailto:nihonkan_pr★materialpr.jp
    ※[★]を[@]に置き換えてください。

  • 日本館について

    商務・サービスグループ 博覧会推進室 伊万里
    担当者:鈴木、吉野 、内藤
    電話:03-3501-1511(内線 4031)
    メール:bzl-expo-japanpavilion★meti.go.jp
    ※[★]を[@]に置き換えてください。

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