- 双方は、先月の日韓首脳会談、日韓外相会談に続き、次官戦略対話が開催されたことを歓迎しました。
- 双方は、日韓関係全般について率直な意見交換を行い、立場の異なる諸懸案はあるが、これらを双方で管理し、両首脳間で一致した認識を基に、日韓関係を未来志向で安定的に発展させていくため、外交当局間の意思疎通を更に積み重ねていくことで一致しました。
- 双方は、北朝鮮を含む地域情勢について、戦略的な観点から率直な意見交換を行いました。特に、北朝鮮に関しては、露朝・中朝関係を含め、現下の情勢について率直な議論を行い、北朝鮮の完全な非核化に向け、緊密に連携していくことを確認しました。また、船越次官から、拉致問題の即時解決の重要性を指摘しました。
- 双方は、今後の日韓米協力の方向性について行動志向の議論を行い、経済安全保障を含む安全保障分野において、具体的な協力を一層実現していくことで一致しました。
- 戦略対話前に、船越次官は、趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官を表敬しました。
令和7年11月7日
11月7日、ソウルにおいて、船越健裕外務事務次官と朴潤柱(パク・ユンジュ)韓国外交部第一次官(His Excellency Park Yoonjoo, 1st Vice Minister of Foreign Affairs of the Republic of Korea)との間で、第16回日韓次官戦略対話を開催しました。
