- 今次会合では、公正な競争と予見可能で安定したグローバル貿易・投資を支える強靱で力強い経済の構築について議論されました。
- 藤井副大臣から、G7としてルールに基づく国際経済秩序の維持・強化を主導するべきであると訴えるとともに、グローバルサウスを含むG7を超えた連携の重要性を強調しました。
- 参加閣僚の間で、過剰生産を生み出す非市場的な政策及び慣行への対処、経済安全保障及びサプライチェーン強靱性の強化、国際貿易システムの抱える課題の解決等について、活発な議論が交わされました。
6月4日、午後2時15分(現地時間同日午前7時15分)から約65分間、フランス共和国の首都パリにおいて、本年のG7議長国であるカナダのマニンダー・シドゥ国際貿易大臣(The Honourable Maninder Sidhu, Minister of International Trade of Canada)が主催するG7貿易大臣会合が開催され、我が国から、藤井比早之外務副大臣及び大串正樹経済産業副大臣が出席したところ、概要は以下のとおりです。
(参考)G7貿易大臣会合
G7貿易大臣会合は、2021年(令和3年)のG7英国議長下で初めて開催され、2023年(令和5年)には我が国が議長として「G7大阪・堺貿易大臣会合」等を主催。本年の議長国カナダは、OECD閣僚理事会(於:パリ)の機会に今回のG7貿易大臣会合を開催し、G7構成国及び欧州連合から貿易担当の閣僚級が参加。