玉木雄一郎代表（衆議院議員／香川2区）は6日、武蔵小山駅前で開催された街頭演説会に参加し、参議院議員選挙の東京選挙区に国民民主党公認で立候補している牛村まゆ候補、奥村よしひろ候補の応援演説を行った。

　牛田まゆ候補は、元NHKアナウンサーとして社会課題の現場を数多く取材してきた経験を踏まえ「ニュースで伝えるだけでは変えられない現実がある」と述べ、「政治の場でこそ解決すべき課題がある」と強調した。特に、子どもの貧困やヤングケアラー、障害のある子どもたちの支援など、これまで十分に光が当たらなかった分野への政策強化を訴えた。また、現役世代の手取りを増やすことが、子育てや教育、介護といった社会全体の余裕につながるとし、「懸命に働く人が報われる社会」を目指すと力強く語った。

　奥村よしひろ候補は、民間企業での勤務経験を持ち、経済や雇用の現場で感じた閉塞感を打破するためには、大企業だけでなくスタートアップや中小企業、地域経済をしっかりと支えることが重要だと述べた。また、ただ一つの「正解」を押しつけるのではなく、多様な現場の声に耳を傾け、多様な答えを国政に届けていきたいと訴えた。「この国に未来を拓くには、現場の声を政策に反映させることが不可欠だ」と力を込めた。

　玉木雄一郎代表は、物価高騰や生活の苦しさに直面する多くの方々の声が届いているとし、所得制限のない控除額の引き上げやガソリン減税など、生活者の負担を軽減する政策を実現していきたいと述べた。また、「国民民主党は、常に『納税者・生活者の立場』で政策を進めていく」と党の姿勢を明確にし、「あらゆる現場で働く皆さん一人一人が、この国の宝だ。そんな皆さんに、光を当てる政治を、これからも届けていきたい」と力強く締めくくった。

　玉木代表はこの日、神奈川県・かごしま彰宏候補の応援演説も行った。
　参議院議員選挙の投票日は7月20日(日)。期日前投票は7月4日(金)から19日(土)まで。