玉木雄一郎代表（衆議院議員／香川2区）は15日、国民民主党全国キャラバン2025の一環として栃木県宇都宮市を訪れ、党員・サポーター集会および候補者募集説明会を開催した。その後、宇都宮駅前で街頭演説を行った。

　集会の冒頭、玉木代表は、国民民主党が結党当初15名から現在は衆参合わせて50名の勢力へと成長したこと、また栃木県内の比例票が10万票を超えるまで党勢拡大をしたことに触れ、支援者への感謝を述べた。続いて、ガソリン暫定税率廃止の実現に至る経緯を説明し、「政策を動かした最大の力は民意であり、皆さんの1票が政策実現につながった」と強調した。
　さらに、次の政策課題として「年収の壁」問題を挙げ、「控除額を178万円まで引き上げ、物価高に対応できる環境を整えたい」と訴えた。
　最後に玉木代表は、栃木県内の比例票の伸びを踏まえ、「どの自治体でも議席獲得が可能な状況にある」と述べ、今後の自治体議員選挙に向けて仲間づくりへの協力を呼びかけた。

　講演では、国民民主党が結党以来掲げてきた理念や政策について熱く訴えた。会場では、「最低賃金制度」や「医師養成のあり方」など、党の政策に関する活発な意見交換が行われた。
　続いて実施された候補者募集説明会では、栃木県内で行われる今後の地方選挙を見据え、立候補を検討する参加者に対し、立候補に向けた心構えや県連の支援制度について説明が行われた。

　集会と説明会の後に行われた街頭演説では、玉木代表が栃木県連所属議員とともにマイクを握り、国民民主党の政策実現と栃木県内における党勢拡大への意気込みについて熱意をもって訴えた。