- 本件協議においては、イラン核問題、地域情勢及び二国間関係等について、率直かつ詳細な意見交換を行いました。
- 鯰外務審議官から、現在進行している米・イラン間の協議を歓迎しつつ、これを進展させること及びIAEAとの協力を一層進めることが重要である旨強調した上で、核問題の平和的解決に向けた対話を進めるためにはイランが建設的かつ具体的な行動を取ることが重要である旨述べました。また、鯰外務審議官から、日本としても地域の平和と安定に向けた外交努力を継続する旨述べました。
- 両者は、地域情勢及び二国間関係等について日・イラン間で重層的な対話を継続していくことで一致しました。
令和7年5月12日
5月12日(現地時間同日)、鯰博行外務審議官はイラン・イスラム共和国を訪問し、マジード・タフトラヴァーンチ・イラン・イスラム共和国政務担当外務次官(H.E. Dr. Majid Takht-Ravanchi, Deputy Minister of Foreign Affairs for Political Affairs, Islamic Republic of Iran)と、日・イラン次官級協議を約2時間行いました。概要は以下のとおりです。