今回が初めての開催となる経済安全保障対話には、日本側から岡野正敬外務事務次官を始め、国家安全保障局(NSS)、内閣府、経済産業省、総務省、厚生労働省、文部科学省の代表者、インド側からヴィクラム・ミスリ外務事務次官(Mr. Vikram Misri, Foreign Secretary, Ministry of External Affairs of India)を始め、国家安全保障局、通信省電気通信局、新・再生可能エネルギー省、電子工学・通信技術省、駐日インド大使館の代表者が出席しました。今回の対話では、サプライチェーン強靱化、非市場的措置及び慣行への対応、経済的威圧への対抗、重要・新興技術の保全・促進など、経済安全保障に関する重要課題についての意見交換を行い、同分野における日印間の連携を強化していくことで一致しました。
外務次官対話では、岡野事務次官とミスリ事務次官との間で、両国の首脳間・外相間の議論を踏まえ、防衛・安全保障、経済・開発協力、人的交流などの各分野における二国間関係の一層の強化や、地域情勢について議論しました。