6月23日(月曜日)、松尾剛彦経済産業審議官と中国の鄢東(えん・とう)商務部副部長は、次官級定期協議を北京で開催しました。本協議は1990年に創設され、今回で22回目となります。
本次官級定期協議では、日中二国間の経済協力について意見交換を行い、「第2回日中サービス貿易政策対話」、「第2回日中ビジネス環境円滑化ワーキンググループ」を年内に東京で開催することを歓迎しました。
また、第三国市場での民間経済協力やWTOなど、グローバルな議論の場における日中間の連携の可能性等についても意見交換を行いました。
日本側からは、中国における日系企業のビジネス環境改善(国産品優遇策、過当競争、化学品アンチダンピング、データ関連法制等)、中国の輸出管理制度の運用の適正化等を求めました。日本産水産物の輸出再開に必要な技術的要件に合意したことに言及しつつ、残る輸入規制の早期撤廃を申し入れました。
今後も様々な機会を活用して、緊密に意思疎通を重ねていくことで一致しました。
担当
通商政策局 北東アジア課長 福永
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