- 冒頭、岩屋大臣から、ヴァーデフール外相との会談の実現を歓迎するとともに、 G7外相会合の議論を踏まえ更に議論を深めたい旨述べました。 また、岩屋大臣から、先日行った日独外相電話会談は非常に有意義だったと述べつつ、日独関係が極めて緊密になっていることを歓迎するとともに、ドイツのインド太平洋地域への関与強化の姿勢を評価し、安保分野を含め協力をさらに進展させていきたい旨述べました。
- これに対し、ヴァーデフール外相から、両国間で幅広いテーマについて議論し、日独の協力関係を更に深めていきたい旨発言があり、両外相は、ドイツによるアセットのインド太平洋への派遣を含む安保分野での協力や経済安全保障分野での連携を含め、二国間の幅広い分野での協力をさらに推進していくことで一致しました。
- また、ヴァーデフール外相より日本のウクライナ支援への感謝が示され、両外相は、拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとするインド太平洋情勢、ウクライナ情勢、中東情勢についても意見交換し、今後とも国際社会の諸課題に対し、日独両国が緊密に連携して対応していくことで一致しました。
令和7年6月25日


現地時間6月25日午前9時20分(日本時間25日午後4時20分)から約15分間、NATO首脳会合等の関連行事に出席するため、オランダ王国のハーグを訪問中の岩屋毅外務大臣は、ヨハン・ヴァーデフール・ドイツ連邦共和国外務大臣 (H.E.Dr.Johann Wadephul, Minister for Foreign Affairs of the Federal Republic of Germany)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。