- 高市総理大臣から、一昨年以来のジャパロフ大統領の訪日を心から歓迎する旨述べ、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化するための包括的なパートナーであるキルギスとの更なる関係深化に向けて大統領と緊密に協力していきたい旨述べました。
- これに対し、ジャパロフ大統領から、両国関係の一層の強化に向けた期待が表明されました。
令和7年12月20日
12月20日、高市早苗内閣総理大臣は、「中央アジア+日本」対話・首脳会合に出席するために訪日中のサディル・ジャパロフ・キルギス共和国大統領(H.E. Mr. Sadyr ZHAPAROV, President of the Kyrgyz Republic)と日・キルギス首脳会談を実施したところ、概要は以下のとおりです。
両首脳は、会談の冒頭で、「互恵的な協力を共創するための関係の更なる発展に関する共同声明」を発表しました。更に、今回のジャパロフ大統領訪日の機会に、官民により協力文書・案件がとりまとめられました。
1 冒頭
2 二国間関係
- 両首脳は、両国関係により互恵的な発展をもたらす幅広い分野での協力について一致しました。
- 高市総理大臣から、今般の租税協定への署名や二国間クレジット制度(JCM)の進展、貿易・経済・文化・人的交流に関する政府間委員会の立ち上げを歓迎し、カスピ海ルートにつながる国際幹線道路上のナリン川の橋梁架け替えや医療機器整備、一村一品等での協力が進展していることを歓迎しました。
- これに対し、ジャパロフ大統領から、キルギスの社会経済開発や人材育成といった分野において両国の具体的協力が進展していることを歓迎する旨が述べられました。
- 両首脳は、両国の友好的で包括的なパートナーシップ関係を、更に幅広く発展させていくことを確認しました。
3 地域情勢及び国際場裡における協力
- 両首脳は、地域情勢について議論し、引き続き協力して対応していくことで一致しました。
- 両首脳は、国際場裡においても緊密に連携していくことを確認しました。
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