- 冒頭、岩屋大臣から、厳しい環境の中、献身的に人道支援に従事しているUNRWAの職員に敬意を表すると共に、亡くなられた職員の方々に対する哀悼の意を示しました。
- 続いて岩屋大臣から、UNRWAは、中東地域におけるパレスチナ難民支援において必要不可欠な役割を果たしており、UNRWAを含む人道支援活動が可能な環境が持続的に確保されるよう、イスラエル政府への働きかけを含む外交努力を粘り強く行っていく旨述べるとともに、困難な環境下で活動するUNRWAにとって中立性は重要であり、UNRWAのガバナンス改善に向けた取組を、引き続き後押ししていきたい考えである旨述べました。
- これに対し、ラザリーニ事務局長から、日本のこれまでの支援への謝意が表明されるとともに、現在のガザ地区の人道状況やUNRWAを巡る状況、UNRWAによる教育や職員の中立性を始めとするガバナンス改善に向けた取組状況等につき説明がありました。
- 双方は、引き続きパレスチナ難民の支援のための国際的な連携に共に取り組んでいくことを確認しました。
令和7年5月27日


5月27日、午後5時10分から約20分間、岩屋毅外務大臣は、フィリップ・ラザリーニ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)事務局長(Mr. Philippe Lazzarini, Commissioner General, the United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees in the Near East)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。