- 冒頭、アフマド・アブドゥッラー首相は、岩屋大臣のクウェート訪問を歓迎した上で、日・クウェート関係を幅広い分野で一層発展させていくことを希望する旨述べました。これに対し、岩屋大臣から、両国は歴史的困難に直面した際にお互いに助け合った友人であることに言及しつつ、包括的・戦略的パートナーシップに基づき両国関係を幅広い分野で一層強化していきたい旨述べました。
- また、双方は、両国間のエネルギー、経済、先端技術等の分野の二国間関係を中心に意見交換を行いました。岩屋大臣から、クウェートから日本への長年にわたる原油の安定供給に謝意を表明するとともに、クリーン・エネルギー分野でも協力していきたい旨述べ、引き続き両国間で協力を進めていくことを確認しました。
- 岩屋大臣は、電力・水分野政策対話が本年2月に5年ぶりに開催されるなど、電力・水分野で協力が進展していることを歓迎するとともに、引き続き両国間で協力を進めていくことを確認しました。
- 岩屋大臣から、クウェートにおける日本産牛肉の輸入が今月解禁される見込みであることを歓迎する旨述べ、両国で引き続き手続を進めていくことを確認しました。
令和7年9月1日

現地時間9月1日午前10時35分(日本時間同日午後4時35分)から約20分間、岩屋毅外務大臣は、訪問中のクウェート国において、アフマド・ア ブドゥッラー・アル・アフマド・アル・サバーハ・クウェート国首相(His Highness Sheikh Ahmed Abdullah Al-Ahmad Al-Sabah, Prime Minister of the State of Kuwait)を表敬訪問したところ、概要は以下のとおりです。