7月11日、スバ(フィジー)において、奥山爾朗太平洋・島サミット(PALM)担当大使は、デスナ・ソロファ太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局次長(Ms. Desna Solofa, Deputy Secretary General, Pacific Islands Forum)との間で、日・PIF事務局「キズナ・タラノア」協議を初めて開催しました。
同協議は、我が国とPIF事務局との間で意思疎通を緊密化することを目的とした高級事務レベルでの対話であり、本年3月の岩屋外務大臣とワンガPIF事務局長との会談において立ち上げで一致したものです。
今次協議においては、我が国として、地域の一体性及びPIF事務局の役割を重視し、地域の平和・安定と繁栄のため、昨年7月の第10回太平洋・島サミット(PALM10)のコミットメントを一貫して着実に実施していく方針を強調しました。
その上で、双方は、我が国と太平洋島嶼国地域との間の様々な協力案件について意見交換を行いました。PIF事務局側からは、我が国が太平洋島嶼国との協力を推進してきていることに対する高い評価と日本国民・政府への謝意の表明があり、双方は、今後も信頼と「キズナ」を土台として、協力を強化していくことを確認しました。