【北村外務報道官】冒頭、私の方から一点、G7外相会合について申し上げます。
イタリアのフィウッジで開催されていたG7外相会合ですが、現地時間26日に、終了しました。会合を通じて、分断や対立が深刻化する現在の国際社会において、価値や原則を共有するG7が、しっかりと連携を維持・強化することの重要性を、G7各国と改めて確認をしました。
また、世界の多くの国々と、きめ細やかに連携し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持していくという考え方を、G7各国と共有することができました。
会議の成果につきましては、岩屋外務大臣が、現地でのぶら下がり会見で述べられていますので、この場で詳細は繰り返しませんが、今回の会合では、G7及び招待国の外相と、国際社会が直面する幅広い課題について、じっくりと議論が交わされました。また、G7の力強い結束を確かめるとともに、国際社会のパートナーとの連携を強化することもできたと考えています。岩屋大臣も、各国外務大臣と個人的信頼関係を構築できたと述べられていると承知しています。
外交当局としては、今回の議論も生かしながら、引き続き、しっかり取り組んでまいります。