- 冒頭、岩屋大臣から、オコンジョ=イウェアラ事務局長の訪日を歓迎し、WTO事務局長としての尽力とリーダーシップを高く評価するとともに、現下の厳しい国際貿易環境においても多角的貿易体制の重要性は不変であるとして、全ての加盟国の関与を得てWTO改革を粘り強く進めていく必要性を強調しました。
- これに対してオコンジョ=イウェアラ事務局長は、WTO体制の維持・強化に対する日本の一貫した支持への謝意を示すとともに、WTO改革の推進に向けて日本のさらなる貢献への期待を示しました。
- 双方は、今次訪日の成果として、日本政府とWTO事務局による共同プレスリリースの発出を歓迎し、日本とWTOが、多角的貿易体制を強化し、WTO改革を進めるために緊密に協力していくことを確認しました。また、現在の貿易をめぐる状況について、率直な意見交換を行うとともに、今後の具体的な連携について議論しました。
令和7年5月13日


5月13日、岩屋毅外務大臣は、我が国を訪問中のゴズィ・オコンジョ=イウェアラ世界貿易機関(WTO)事務局長(Dr. Ngozi Okonjo-Iweala, Director-General of the World Trade Organization)と会談し、その後、共同記者発表を行った上で、ワーキング・ディナーを行ったところ、概要は以下のとおりです。