- 8月14日、千玄室外務省参与が逝去されたとの報に接し、深い悲しみに耐えません。
- 千玄室大宗匠は、「一盌(いちわん)からピースフルネスを」の理念を提唱し、外務省参与、日本国際連合協会会長、国連親善大使及びユネスコ親善大使として、茶道(ちゃどう)を通じた諸外国との文化交流や対日理解の促進に多大な貢献をなされました。
- こうした千玄室外務省参与の長年の貢献、業績に対し、日本政府として深く感謝するとともに、我が国と諸外国の相互理解と友好親善への御貢献に深い敬意を表します。御遺族に心からの哀悼の意を捧げるとともに、千玄室外務省参与の御冥福をお祈りします。
令和7年8月15日
(参考)千玄室(せん・げんしつ)大宗匠(享年102歳)
裏千家第15代家元。平成14年から日本国連協会会長、平成17年から日本・国連親善大使、平成24年からユネスコ親善大使、平成29年から外務省参与を務めた。