玉木雄一郎代表（衆議院議員／香川2区）は7日、京都駅前で開催された街頭演説会に参加した。同演説会には、酒井つねお京都府参議院総支部長も参加し、夏の参院選挙に向けた決意を訴えた。

　酒井総支部長は「皆さんの手取りを増やし、少しでも豊かさを感じられる社会を実現していきたい」と強調。特に、いわゆる「年収の壁」について触れ、「最低賃金の上昇に合わせて178万円へと引き上げ、働きたい人が安心して働ける環境を整備したい」と訴えた。そして、「皆様の声を政策に反映し、暮らしを守る政治を実現していく」と力強く語り、支援拡大を呼びかけた。

　玉木代表は「皆さんの声が政治を動かしている」と述べ、昨年の衆議院選挙で訴えた数々の政策が実現しつつあることに触れ、「一票が確実に政策を動かした」と語った。また、物価高の中で手取りを増やすことが何より重要だとし、「ガソリン減税や年収の壁の見直しなど、生活に直結した政策実現にこれからも全力で取り組む」と力を込めた。さらに、玉木代表は「米不足の背景には、自民党による誤った農政がある」と指摘。主食用米への補助が手薄な現状を問題視し、「価格政策から所得政策へと転換し、農家が安心して米をつくる体制を整えていくべきだ」と訴えた。