6月3日及び4日、フランス・パリでOECD閣僚理事会(Meeting of the Council at Ministerial Level: MCM)が開催され、我が国から、平デジタル大臣、藤井外務副大臣、瀬戸内閣府副大臣、大串経済産業副大臣、川崎総務大臣政務官ほかが出席したところ、結果概要は以下のとおりです。
【ポイント】
- 今回の閣僚理事会は、議長国であるコスタリカ(チャベス大統領(ビデオメッセージ)、トバール貿易大臣、ボガンテス科学技術通信大臣らが出席)、副議長国の豪州、カナダ及びリトアニアの下、「ルールに基づく貿易、投資、イノベーションを通じて、強靭で包摂的、持続可能な繁栄への道を切り開く」をテーマに開催され、国際貿易システムの強化と経済安全保障、包摂的な世界経済の構築、AIを含めたデジタル経済について議論が行われました。
- 藤井副大臣からWTOを中核とする多角的貿易体制の維持・強化、経済的威圧への対応を含めた経済安全保障、包摂的で持続可能な経済成長、「共創」の概念に沿った非加盟国、特に東南アジアへ向けたアウトリーチの重要性について発言しました。