一行は小泉進次郎衆議院議員からのビデオ・メッセージを視聴し、激励を受けました。小泉議員は、自身が米軍基地が所在する横須賀市出身であること、米国留学経験があること、一行が訪問予定の米戦略国際問題研究所(CSIS)での勤務経験があること等に触れながら、一行が沖縄を離れて米国滞在を経験することで、沖縄について改めて考え、将来につながる様々な学びを得る機会としてほしい旨述べました。
3月19日~26日、沖縄の高校生・大学生等30名が2024年度「アメリカで沖縄の未来を考える」(TOFU: Think of Okinawa’s Future in the United States)プログラムに参加したところ、参加者の東京、ワシントンDC、ニューヨークでの活動概要は以下のとおりです。
東京(3月19日)
1 林芳正官房長官表敬


3 小泉進次郎議員からのビデオ・メッセージ

4 有馬裕外務省北米局長との懇談

有馬局長から、TOFUプログラムは参加者自身のためのプログラムであり、米政府関係者等との意見交換を通じて様々な学びを吸収し、若い世代の参加者が一緒に沖縄の未来を考える機会としてほしい、参加者が日米関係について理解を深め、その学びを広めていくことを期待する旨述べました。
5 スナイプ米国大使館公使、ラウル在日米軍副司令官、熊谷北米局審議官との懇談

スナイプ公使及びラウル副司令官から、TOFUプログラムに参加する一行に祝意を示した上で、スナイプ公使から、日米関係の課題を解決していく上で、沖縄の声は非常に重要であり、今回のプログラムで多くを経験し、新しい考えを得るきっかけとしてほしい、ラウル副司令官から、国際社会の中でも日米同盟が果たす役割は非常に大きく、米国訪問を通じて視野を広げてほしい旨述べました。熊谷審議官から、日米同盟の重要性について説明し、同盟を維持・強化する上で米側の協力は不可欠であり、米側と意見交換ができるこの機会を活用してほしいと述べました。
ワシントンDC(3月20日~22日)
1 米国議会訪問


3月20日、一行は米国議会を訪問し、メイジー・ヒロノ上院議員事務所、ティム・ケイン上院議員事務所及びジル・トクダ下院議員事務所で勤務する補佐官との意見交換を行いました。意見交換では、沖縄滞在経験のある補佐官から、沖縄での経験を議会勤務でどのように活かしているか説明があったほか、女性の活躍についても活発な質疑応答が行われました。意見交換後、一行は米国議会議事堂ツアーを行い、2024年4月の岸田総理(当時)訪米の際の議会演説会場や、2025年1月に岩屋外務大臣が出席した米大統領就任式の会場を見学しました。

2 国務省訪問

3月20日、一行は国務省を訪問し、ロバート・ケプキ国務次官補代理を表敬しました。ケプキ次官補代理からは、自身が在沖縄米国総領事として勤務していた経験を紹介しつつ、日米が緊密に協力していることを説明しました。また、今回の訪問中に、積極的に参加すること、自ら発信し、質問することの重要性を指摘しました。その後、一行は、国務省日本部がアレンジした日米関係/外交的関与に関するワークショップに参加し、国際社会が直面する課題に日米両国がどのように協力して対応しているのか学びました。
3 米国人学生等との交流

3月21日、一行は、コロンビアハイツ・エデュケーショナル高校にて日本語を勉強する米国人学生等と交流を行いました。校内ツアーを実施した後、一行から、沖縄の文化(琉球舞踊やカチャーシー)を紹介するクイズ型式のプレゼンテーションを行いました。日本語、英語双方を使いながら、日米両国の文化等について同年代の学生同士で率直な意見交換を行いました。
4 日本大使館訪問


3月21日、一行は日本大使館を訪問し、山田重夫駐米大使を表敬しました。山田大使は、外交における人と人との交流・信頼関係の重要性、日米が対等なパートナーとして国際社会でリーダーシップを発揮していること等について述べました。一行は、また、大使館職員との懇談も行い、日米関係や国際情勢に関して、活発な意見交換が行われました。
5 戦略国際問題研究所(CSIS)訪問

3月21日、一行はCSISを訪問し、ニコラス・セチェイニー副所長と意見交換を行いました。同副所長からは、最近の日本を取り巻く地域の安全保障情勢、それらが沖縄の米軍基地に与える影響、抑止力の維持と沖縄の負担軽減をいかに同時に追求していくか等について説明があり、日米間の相互理解・信頼関係醸成のため、米国を訪れ、米側関係者と率直に意見交換を行うことが重要である旨強調しました。
6 アーリントン国立墓地訪問

3月22日、一行は、アーリントン国立墓地を訪問し、墓地の概要や米国人が米軍人に対して抱く敬意について学ぶとともに、無名戦士の墓において、衛兵交代式及び献花を見学しました。
7 ジョージタウン大学訪問


3月22日、一行は、ジョージタウン大学を訪問し、米国人学生との意見交換及びキャンパス・ツアーを行いました。カケハシ・プロジェクトで訪日した米国人学生や留学中の日本人学生も参加し、一行は活発な日米交流を実感するとともに、日米の社会、文化、教育、政治等について学びました。
ニューヨーク(3月22日~25日)
1 ジャパン・ソサエティー訪問

3月24日、一行は、ジャパン・ソサエティーを訪問し、ジョシュア・ウォーカー理事長を表敬しました。ウォーカー理事長は、自身が日本で過ごした経験も踏まえつつ、日米関係の歴史やジャパン・ソサエティーの役割について説明しました。そして、今後、日本は国際社会における存在感を高めるべきであり、一行が沖縄の伝統や文化も活かしつつ、米国や国際社会において積極的に日本の良さを発信することを期待する旨述べました。
2 日系人コミュニティ関係者及び在ニューヨーク総領事表敬


3月24日、一行は、在ニューヨーク総領事公邸を訪問し、森美樹夫総領事・大使、スーザン・マコーマック・ニューヨーク日系人会副会長及びケイ・マキシ(真喜志恵)米日カウンシルメンバーを表敬しました。マコーマック副会長及びマキシ氏は、自らのルーツと沖縄の関係に触れながら、米国で活躍するに至った経緯を説明し、マキシ氏からは、人のネットワークを大事にすることや、リスクを恐れず新しいことに挑戦することが重要と述べ、一行を激励しました。
3 国連で活躍する邦人職員・国際連合日本政府代表部表敬


3月24日、一行は国際連合日本政府代表部を訪問し、伊東孝一・国連オペレーション支援局(DOS)上席プログラム・マネージャーから、国連平和維持活動(PKO)を支援するために日本が主導する国連三角パートナーシッププログラムの仕組みや意義について講義を受け、国連による平和と安定の維持に係る活動について学びました。その後、御巫智洋国連代表部大使及び入谷貴之公使(政務部長)を表敬し、国連や国際社会における日本の役割や、安全保障理事会の動向、法の支配の重要性等について説明を受けました。
4 国連ツアー

3月24日、一行は、国連ツアーに参加しました。同ツアーでは国連の様々な組織についての説明を受け、経済社会理事会や国連総会議場を視察しました。またSDGs、軍縮・不拡散等、国際社会として取り組まなければならない諸課題についても学びました。