- 冒頭、岩屋大臣から、ベッテル副首相兼外相による大阪・関西万博開会式出席にも言及しつつ、ルクセンブルク側の大阪・関西万博へのコミットメントに感謝するとともに、2027年の日・ルクセンブルク外交関係100周年を見据え、二国間関係を強化してきたい旨述べました。これに対し、ベッテル外相から、昨年6月に引き続き今回訪日できたことを喜ばしく思う、ルクセンブルクとしても大阪・関西万博を盛り上げていきたい旨発言がありました。
- 両外相は、親密な皇室・大公家を基礎として、本年の万博に際する要人の訪日も通じて、二国間関係を更に強化していくことで一致しました。また、両外相は、両国間で活発な協力が行われている航空宇宙分野での協力の推進や、昨年から開始されたワーキング・ホリデー制度を活用した青少年の交流強化に取り組んでいくことで一致しました。
- その他、両外相は、ウクライナ情勢、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢といった国際社会の諸課題に関し、日・ルクセンブルクで連携していくことを確認しました。


4月11日午後5時10分から約40分間、岩屋毅外務大臣は、グザヴィエ・ベッテル・ルクセンブルク大公国副首相兼外務・対外通商大臣兼開発協力・人道問題担当大臣(H.E. Mr. Xavier Bettel, Deputy Prime Minister, Minister for Foreign Affairs and Foreign Trade, Minister for Development Cooperation and Humanitarian Affairs of the Grand Duchy of Luxembourg)と日・ルクセンブルク外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。