- 冒頭、岩屋大臣から、日豪の「特別な戦略的パートナーシップ」の更なる深化が、地域、そして国際社会の平和と安定に不可欠であり、ウォン外相と共に日豪関係の強化に引き続き取り組めることは大変心強い旨述べ、ウォン外相からも賛意が示されました。
- 両外相は、インド太平洋地域、及び中東を含む国際情勢の諸課題について意見交換を行うとともに、地域の厳しい安全保障環境を踏まえ、日米豪印の枠組も含め、米国や他の同志国との重層的な協力を推進していくことで一致しました。ウォン外相から、北朝鮮による日本人拉致問題の即時解決に向けて、理解と支持が示されました。
- また、両外相は、日豪協力を同志国連携のモデルとし、来年の日豪友好協力基本条約署名50周年も見据えて、安全保障、サイバー、経済安全保障、情報セキュリティ、人的交流といった多岐にわたる分野の具体的な協力を着実に推進していくことで一致しました。
令和7年7月1日

現地時間7月1日午前8時40分(日本時間同日午後9時40分)から約40分間、日米豪印外相会合出席のため米国・ワシントンD.C.を訪問中の岩屋毅外務大臣は、ペニー・ウォン・オーストラリア連邦外務大臣(Senator the Hon. Penny Wong, Minister for Foreign Affairs of the Commonwealth of Australia)と日豪外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。